院長の挨拶

久里浜医療センター院長 樋口 進

独立行政法人国立病院機構 久里浜医療センターのホームページにアクセスいただき、ありがとうございます。

当センターは、1989年より世界保健機関(WHO)の研究・研修協力センターに指定されています。さらに、2017年以降、国の依存症対策全国センターとしてその役割を益々強化しています。ここでは、当センターが行っている医療を始めとする様々な活動をご紹介いたします。

1.依存分野
  • 1)依存症対策全国センターとして
    全国センターとして対応する依存分野は、アルコール、薬物、ギャンブルでしたが、令和2年度よりゲームが新たに加わりました。このうち薬物に関する事業は、国立精神・神経医療研究センターに委託しています。全国センターの主な役割は、専門家のマンパワー育成、依存に関連する情報発信、調査研究の推進です。これらの機能に関しては、依存症対策全国センターのホームページ(https://www.ncasa-japan.jp/)をご参照ください。
  • 2) 依存医療等
    依存医療は当センターの最重要課題です。それは単に診療のみならず、研究、専門家育成、外部へのコンサルテーション、情報発信などを含んだ包括的なものです。診療に関しては、既存の医学的エビデンスに基づき、医療の質の更なる向上に努めています。また、新たな心理社会的治療や薬物治療等の開発や効果検証に積極的に関わり、より有効な治療を提供すべく努力しています。
2.精神医療
優秀なスタッフを抱え、統合失調症、うつ病、パニック障害などの不安障害などに対して総合的な診療を行っています。また、司法精神医療分野では早くから2個病棟を開棟させ、わが国において国立精神・神経医療研究センターに次いで2番目に多いベッド数を有しています。さらに、平成24年から、神奈川県の認知症医療中核病院に指定され、当センター内に認知症関連疾患センターを開設し、認知症の特に早期発見、早期治療に取り組んでいます。
3.内視鏡検査
この分野で世界をリードする2名の内科医が、特殊な方法を使った消化器がんの早期発見、過敏性腸症候群や便秘の的確な診断と治療を担当しています。
4.海外交流・研究
研究、人材育成、国際活動・貢献、情報発信、他機関へのコンサルテーションなども当センターの重要な機能です。これらの事業については、当センターは長い歴史と経験の蓄積があります。研究面では依存を中心に、大きな実態調査、様々な臨床研究などが行われています。また、外国雑誌や国際学会への発表なども若手医師やコメディカルスタッフに大いに奨励しています。海外との人的交流も盛んで、毎年海外から多くの専門家が来センし、主に依存の治療について研修を受けています。
5.新病棟の建築
当センターの外来棟や病棟の建物が古く、ご迷惑をおかけしています。現在、入院用新棟建築が進んでおり、令和3年の夏頃には新棟が利用できる見込みです。また、将来的には、管理棟・外来棟が新築できるように鋭意努力して参ります。

当センターは依存に限らず多くの疾患に対して良質な医療を提供すべく、職員一同努力しております。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

独立行政法人国立病院機構 久里浜医療センター院長
依存症対策全国センター長
WHOアルコール関連問題研究・研修協力センター長

樋口 進

久里浜医療センターについて

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