真栄里 仁

真栄里 仁Hitoshi Maesato

  • 精神科診療部長

専門領域

  • 大量飲酒者への減酒指導
  • アルコール政策
  • アルコール関連社会問題

  • 【分担研究】
  • 2017年度~19年度AMED研究 「早期介入のための効果的な人材育成プログラムと至適強度の簡易介入プログラム開発とその効果検証」 (アルコール依存症予防のための簡易介入プログラム開発と効果評価に関する研究,主任研究者杠岳文)

認定資格

  • 精神保健指定医
  • 精神科専門医

所属学会、委員会、役職等

  • 日本アルコール関連問題学会評議員・編集委員
  • 日本精神神経学会専門医
  • 日本アルコール・アディクション医学会評議員
  • 関東甲信越アルコール関連問題学会事務局
  • 日本総合病院精神医学会
  • 日本司法精神医学会
  • 日本公衆衛生学会
  • アジア・太平洋アルコール嗜癖学会 (Asia-Pacific Society for Alcohol and Addiction Research, APSAAR)

主な論文、著作リスト

  • 真栄里仁,樋口進:酒.健診・人間ドックハンドブック改訂7版(西﨑泰弘(編)): pp415-424, 2022.中外医学社.東京.
  • 真栄里仁:国際診断分類における依存と嗜癖.精神科Resident 2 : 22-23, 2021.
  • 真栄里仁:Wernicke脳症.精神科 38 : 561-566, 2021.
  • 真栄里仁:アルコール依存症の薬物療法.やってみたくなるアディクション診療・支援ガイド(松本俊彦,佐久間寛之,蒲生裕司(編)):pp70-76, 2021. 文光堂.東京
  • 真栄里仁,樋口進:最新のアルコール依存症薬物療法.消化器・肝臓内科 11 : 244-250, 2021.
  • 真栄里仁,樋口進:アルコール依存症~現状と治療の実際~.新薬と臨床 70: 653-660, 2021
  • 真栄里仁,樋口進:アルコール依存症の薬物療法. 臨床精神薬理 24 : 737-746, 2021
  • 真栄里仁:胎児性アルコールスペクトラム障害.日本アルコール関連問題学会雑誌 21 : 8-12, 2020
  • 真栄里仁,樋口進:依存症医療の人材育成. 精神医学 62 : 307-314, 2020
  • 真栄里仁,樋口進:アルコール関連障害.臨床精神医学 49:1227-1238, 2020.
  • 真栄里仁、杠岳文、樋口進 : 減酒支援のポイント. 診断と治療 107 : 87-93,2019.
  • 真栄里仁 : 飲酒とアルコール依存症に関連した社会資源の地域ごとの特徴. Frontier in Alcoholism 7 : 32-39,2019
  • 真栄里仁 : 不安障害とアルコール使用障害が合併している場合 新アルコール・薬物使用障害の診断治療ガイドライン 樋口進、齋藤利和、湯本洋介(編) : pp62-63, 新興医学出版,東京,2018
  • 真栄里仁 : アルコールの害と利.日本栄養士学会雑誌 61 : 4-10, 2018
  • 真栄里仁, 澤山透 : アルコール離脱せん妄の治療.臨床精神薬理.20 : 181-190, 2017.
  • 真栄里仁 : アルコール依存症治療の拠点機関が果たす役割と展開. Frontier in Alcoholism 5 : 69-75, 2017
  • 真栄里仁 : アルコール依存症の重複障害.公衆衛生 81 : 738-744, 2017.
  • 真栄里仁、松下幸生 : ストレスとアルコール ~災害との関係について~ 最新精神医学 21 : 293-298,2016.
  • 真栄里仁、松下幸生、樋口進、大槻元 : 断酒のための三本柱って何? やさしいみんなのアディクション 臨床精神医学増刊8 : 101-103,2016.
  • 真栄里仁、松下幸生、樋口進 : アルコール依存症等のアディクションに対する薬物療法 やさしいみんなのアディクション 臨床精神医学増刊8 : 103-105,2016.
  • 真栄里仁、樋口進 : 女性とアルコール関連問題 アルコール医学・医療の最前線UPDATE 竹井謙之(編) pp109-113,2016
  • 真栄里仁、松下幸生、樋口進 : アルコール依存症に合併し、精神症状を残遺する疾患 精神科治療学 30,785-789,2015
2014年
  • 真栄里仁、樋口進 : "健康障害の原因はアルコールなのに、控える目標が立てられない" "文化的背景、または誤った知識のために、飲酒に寛容となっている". 週刊日本医事新報 4722,99-109,2014
  • 真栄里仁、樋口進 : 女性の飲酒をめぐる状況と職域での対応. 産業医学ジャーナル 37, 14-19, 2014
  • 真栄里仁、樋口進 : アルコール依存症と境界型パーソナリティー障害の重複障害 向精神薬と妊娠・授乳. 伊藤真也 他(編) pp194-202,2014
2013年
  • 真栄里仁、佐久間寛之、木村充、中山秀紀、瀧村剛、吉村淳、小豆澤浩司、中井美紀、藤内温美、福田貴博、藤江昌智、村上優、杠岳文、樋口進 : アルコール依存症治療目標についての医師、依存症者への調査 日本アルコール・アディクション医学会雑誌48,64-75,2013
  • 真栄里仁、松下幸生、樋口進 : 物質使用障害の併存精神障害(重複障害) 精神科治療学 28 : 40-41,2013
2012年
  • 真栄里仁、松下幸生、樋口進 : 女性は男性に比べて、飲酒の影響が出やすいと聞いていますが…. 治療94(4) : 544-546,2012
  • 真栄里仁、樋口進 : 抗酒剤(ノックビン)による精神症状 今日の精神疾患治療指針. 樋口輝彦 他(編) pp464,2012
  • 真栄里仁 : ウェルニッケ・コルサコフ症候群 今日の精神疾患治療指針. 樋口輝彦 他(編) pp616-618,2012
2011年
  • 真栄里仁、松下幸生、樋口進 : 女性のアルコール依存症 日本医師会雑誌140(9) : 1890-1894,2011
  • 真栄里仁,樋口進 : 災害とアルコール.imago緊急復刊号 : 104-108,2011
  • 真栄里仁,樋口進 : 胎児性アルコール症候群.内科109(6) : 1259-1260,2011
  • 真栄里仁,藤田さかえ,小林佐依子,中島百合,神田幸広,桑田美子,小野麻里子:アルコール依存症とネットワーク医療,病院チーム医療の立場から 日精協誌30(4) : 39-43,2011
  • 真栄里仁 : 飲酒運転の都道府県における相違. 日本アルコール・アディクション医学会雑誌46(1) : 1141-49,2011
2010年以前
  • 真栄里仁、樋口進 : アルコール関連障害. 臨床精神医学39 : 174-182,2010
  • 真栄里仁、森川すいめい、久富暢子、樋口進 : プレアルコホリズムとその治療. カレントテラピー 28(2) : 144-147,2010
  • 真栄里仁、横山顕、松下幸生、森川すいめい、真栄里恭子、樋口進 : アルコール依存症外来治療のノウハウ. 糖尿病診療マスター 7(6) : 567-571,2009
  • 真栄里仁、横山顕、樋口進 : アルコール・保健指導の実際. 綜合臨床 57(5) : 1606-1611,2008
  • 真栄里仁、樋口進 : アルコール依存症における臨床検査. 精神科治療学 23(1) : 61-66,2008
  • 真栄里仁、久富暢子、樋口進 : プレアルコホリックと介入. 臨床精神医学 36(10) : 1285-1290,2007
  • 真栄里仁、横山顕、久富暢子、樋口進 : アルコール関連問題における久里浜アルコール症センターの役割. 職場のメンタルヘルスをめぐる関連機関の現状. 産業精神保健 15(3) : 175-179,2007
  • 真栄里仁、樋口進 : 健診を契機とした飲酒習慣からの脱却サポート ここまでわかってきた最新の生活習慣病健診と対策のすべて. 山門實(編) : pp216-pp221,2006
  • 真栄里仁、樋口進 : 飲酒(アルコール依存症の治療も含む). メディカルプラクティス 23(9) : 1621-1625,2006
  • 真栄里仁、樋口進 : アルコール依存症の急性増悪:アルコール離脱症状を中心に. 救急医学 28(9) : 1101-1107,2004
  • 中根純、真栄里仁、樋口進 : アルコール関連障害 精神科臨床検査マニュアル. 臨床精神医学増刊号 : 181-189,2004
  • 真栄里仁 : アルコール性障害;アルコール性障害. 日本医師会雑誌 131(12) : 245-248,2004

メッセージ

平成8年群馬大学卒業、同年沖縄県立中部病院卒後臨床研修入職、平成10年琉球大学医学部精神科入局、平成12年沖縄県立宮古病院精神科赴任、平成15年国立久里浜病院(現、久里浜医療センター)赴任、平成24年教育情報部長、令和4年精神科診療部長。

主にアルコールに関連した分野に携わってきました。臨床では高齢アルコール依存症、医療観察法病棟、女性アルコール依存症、デイケア・復職支援プログラムなどを経て、現在は男性・女性アルコール依存症病棟を担当しております。また併任で厚生労働省の生活習慣病対策室でアルコール政策に携わっていたこともあります。研究ではアルコール依存症薬物療法、大量飲酒者への減酒指導、アルコール政策、女性アルコール依存症、災害とアルコールを主なテーマとしており、鳥取大学医学部環境予防医学教室の現役の大学院生です。

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