アルコール依存症の睡眠教室

睡眠薬をなるべく使わないで自然な睡眠を獲得する行動療法を行います

不眠は、イライラ、手の振るえ、発汗とともに代表的なアルコール離脱症状です。そのため断酒を目指す方の多くが「薬を飲まないと眠れない」と苦しんでいます。

しかし睡眠薬、特にベンゾジアゼピン系はアルコールと併用すると過剰な作用を起こし、ふらつき・転倒・ブラックアウト(前夜の記憶が欠落)・呼吸抑制など重大な危険を招きます

この種類の睡眠薬の使用は睡眠薬依存や断酒の失敗にもつながることが報告されています。そのため、海外の治療ガイドラインの多くは、ベンゾジアゼピン系睡眠薬のアルコール依存症への投与を原則禁止しています。

離脱症状の不眠の多くは、しばらく辛いですが、いずれ自然な眠りへと回復します。

当院の睡眠教室では、睡眠薬に頼らない方法を学びます。筋弛緩法、マインドフルネス呼吸、行動療法などで自然な眠りを取り戻す支援を行い、飲酒と睡眠薬の併用の危険性についても説明します。

どうしても薬が必要な場合は、ベンゾジアゼピン系を避け、最小限の量での使用を検討しますが、使わないことが最も安全です。

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