アルコール依存症の禁煙プログラム
禁煙で断酒の成功率がぐっと上がります。
当院の入院患者さんでは、男女とも6割以上が喫煙者で、たばことお酒は依存症として結びつくことが多く見られます。
禁煙プログラムに参加すると断酒成功率が高まり、長期禁煙は精神面の改善にもつながります。「禁煙したい気持ち」の無記名調査では、64%の人が「絶対禁煙したい」を10として8以上と回答しました。
当院では2010年からアルコール依存症の入院治療中に禁煙プログラムも行っています。2015年の調査では、1年間の断酒達成率は、退院後1か月で喫煙を再開した人の30%に対して、もともと吸わない人で45%、禁煙を続けた人で59%でした(図を見てください)。
禁煙は断酒の成功率を高める確かな一歩です。




文献 PLoS ONE 18(3): e0282992, 2023
