自己効力感の変化に関する疫学研究

このページは、久里浜医療センターの自己効力感の変化に関する疫学研究の情報公開ページです。疫学研究の詳細をこちらからご覧いただけます。

社会復帰に向けた対象者の自己効力感の変化に関する疫学研究

A. 背景および目的

医療観察法入院中の対象者が社会復帰する場合、退院に対する自己効力感が大切であると言われています。

当センター医療観察法病棟では社会復帰に向けた治療プログラムを日々実施していますが、本研究では既存するカルテの情報を用いて、治療プログラムを受けた対象者の自己効力感変化をSECL (自己効力感尺度) を使用して調査集計し考察します。


B. 研究対象および選定方法

平成20年 (2008年) 以降に、久里浜医療センターしおさい病棟でSECLに適応した治療プログラムを受けた約20名の保管されているカルテを対象とします。


C. 研究方法

カルテに記載された診断名、性別、年齢、処方内容と、治療プログラムを受ける前後の自己効力感との関連を研究します。

この調査では、上記内容を活用させていただきますが、集計解析の際に匿名化を行い、患者さんの個人情報を厳重に保護し、患者さんに不利益が生じないように配慮いたします。

この調査によって得られた情報は研究の目的以外には使用いたしません。カルテのみの調査であり、電話や手紙などで患者さんに直接情報を伺うことはありません。
対象に該当する患者さんで、この研究についての疑問または情報提供拒否のご意見がございましたら、下記の研究代表者までお知らせ下さい。ご連絡がない場合は貴重なデーターとして本研究に活用させていただきます。


  • 【研究期間】2016年4月 - 2017年2月まで
  • 久里浜医療センター倫理委員会 : 2016年7月21日承認 
  • 研究代表者 : 国立病院機構久里浜医療センター しおさい病棟 塘 祐樹

研究・情報提供

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