栄養管理室
概要
栄養管理室は、チーム医療の一翼を担う部門として
- 食事の提供
- 入院、外来患者さんへの栄養食事指導などを行っています。
基本理念
- 患者さん個々の病状に応じた食事の提供
- 食事で病める心を癒し、サービス向上に努める
- 食中毒やインシデント防止対策を行い、安全な食事の提供
- 個々の患者さんにあわせた効果ある栄養食事指導の実践
基本方針
- 患者さんの立場に立ち、個々のニーズに応じた食事の提供や栄養食事指導を実践する
- 安全で満足度の高い食事の提供に努める
- より良いチーム医療を推進する
スタッフ
- 管理栄養士 : 3名
- 調理師 : 8名 (内、2名非常勤)
- 非常勤事務 : 1名
入院中の食事について
1. 食事時間
朝食 | 8:00 |
昼食 | 12:00 |
夕食 | 18:00 |
2. 食事内容
- 医師の指示による栄養量の食事を用意いたします
- 患者さんの症状等にあわせた食事内容に調整します
- 長期入院の患者さんに配慮し、バイキングなどを実施します。
(感染予防のために、バイキング・おやつサービスなどは令和2年3月から自粛しております。代替のサービスとして特別献立を提供しております。) - 希望により、朝食にパン食を用意しております
3. 行事食
入院中に少しでも季節感が感じられるように、季節の行事にあわせたお食事をメッセージカードとともにお出ししています。
4. 野菜・デザートバイキング、おやつサービス、簡単野菜料理紹介
(感染予防のために、令和2年3月から自粛しております。)
入院中の患者さんの疲れた心を癒し、回復を支援するために、多種類の野菜やサラダから選択できるサラダバイキング、多種類のフルーツや菓子類から選択できるデザートバイキング、15時に菓子と飲み物を提供するおやつサービスを行っております。
また、退院後の支援として、簡単にできる野菜料理の紹介もしております。
※各サービスは対象病棟が限定されています。
5. 特別献立
バイキング、おやつサービスなどを自粛しているため、代替のサービスとして月1回、特別献立を提供しております。
特別献立の一例(イメージ)
6. 特別メニュー
金、土、日曜日の昼食に特別食メニューを実施しております。
※こちらは常食、エネルギーコントロール食(E4~E8)を食べている患者さんが対象となっています。
E1~E3、E食のきざみ、E食の減塩食、ディスポ食器対応などは対象外です。
※特別メニューを選択された場合、別途料金がかかります。
« 特別メニュー限定のメニュー »
オムライス、カツサンドなどの嗜好調査で人気のメニューや当院近辺の名物メニュー(ポテチサンド、サンマーメンなど)をお出ししております。
7. バースデーケーキ
入院中にお誕生日を迎えられた患者さんに、夕食時バースデーカードを添えてケーキをお出ししています。
※食種により、プリン、低カロリーコーヒーゼリーなどに変更となります。
当院の食事の特徴
① 日本人の食事摂取基準が2020年度に改定されました。生活習慣病の重症化予防の観点から食塩の目標量が引き下げられ、病院食も減塩することになりました。減塩してもおいしく召し上がっていただくために料理酒、みりんなどのアルコールを含む調味料や加工品は、抗酒剤に影響しない程度の少量を使う方針に2021年2月から変更となっております。 (病院食に使用する料理酒・みりんなどは加熱してあります。)
② アルコールを連想する枝豆などの料理を提供しません。
③においの強いにんにくなどの香辛料を使用しません。
④ 断酒の影響で食欲が増す患者さんがおります。一部の食種では、こんにゃく米を2割使用し、カロリーを抑え、ボリュームを増やして米飯を提供しています。
栄養食事指導のご案内
1. 個人栄養食事指導 (入院)
- ARPクリティカルパスに沿って実施
- ARP以外の患者さんは医師の指示により実施
2. 個人栄養食事指導 (外来)
- 医師の指示により実施し、継続指導を行っています。
3. 集団栄養教室
- 毎月第3火曜日 15:40~ ※糖尿病教室
- ARPクリティカルパスに沿って実施 ※栄養教室
※患者さんのご希望で栄養指導を受けていただくこともできます。ご希望の場合は、担当医にご相談ください。