東日本大震災関連

謹んで地震災害のお見舞いを申し上げます

このたびの大震災では、地震の揺れによる被害に加えて、巨大な津波が多くの尊い人命を奪いました。震災により亡くなられた方々のご冥福を祈るとともに、大切なご家族やご親戚縁者を失われました多くの方々に謹んで哀悼の意を表します。

また、住居や大切にされてきた多くの物が津波で流されて、仮設住宅などでの生活を余儀なくされている多くの被災者の皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

当センターの専門性と先の阪神・淡路大震災の教訓を踏まえ、仮設住宅などでの飲酒のあり方、大量飲酒やアルコール依存症等についての適切な対応方法等につきまして情報を提供いたします。

当センターでは、被災地でのこころのケアを担当すべく、平成23年3月24日から平成24年3月までの約1年間、医師、看護師、心理士、ソーシャルワーカーなどからなる医療チームを現地に派遣しました。その時の活動内容は、本ホームページにまとめています。

通常、飲酒問題は、災害から時間が経って明らかになってきます。今後も、要請等があれば、支援を再開する所存です。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

平成24年6月
独立行政法人国立病院機構
久里浜医療センター

久里浜医療チーム活動概要(被災地での飲酒・こころのケア)

被災してから時間がたつにしたがって、こころの問題が大きくなってきます。久里浜医療センターでは、とくに飲酒問題に焦点をあてて、以下のように現場ですぐに使えるさまざまな資料を作成しました。被災地での飲酒問題の啓発や予防に使用いただければ幸甚です。

1. 被災地での飲酒について
被災地での飲酒の啓発パンフレットです。すぐに印刷して配布可能です。岩手県版と宮城県版を用意しました。各県の2ページ目(両面印刷の裏面)には、飲酒問題に関する相談先がリストされています。
2. 災害後の飲酒に関する研究エビデンス
世界で起きた災害とその後の飲酒の関係について、今までの研究を簡単にまとめたものです。災害と飲酒がどのような関係になっているか確認するために作成しました。
3. うつ病、PTSDの簡便なスクリーニングテスト
現場で使用できる簡便なうつ病(2問)、PTSD(4問)のスクリーニングテストです。周知のとおり、うつ病やPTSDは飲酒問題の危険要因です。もちろん、これらのテストは、飲酒問題と切り離して、うつ病、PTSDのスクリーニング目的で使用できます。
4. 飲酒問題のスクリーニング・介入ツール
現場で使用可能な、飲酒問題のスクリーニングと介入ツール1式です。このツールは、まず対象者の飲酒問題の程度を評価し、アルコール依存症まで至らない大量飲酒者には減酒指導を、依存症者は医療機関への紹介を勧めるようにできています。ツールは、以下のもので構成されています。なお、ツールは岩手県版と宮城県版を用意していますが、最後の相談先の情報以外はすべて共通です。相談先をそれぞれの被災県の実情に合わせて作成いただくことにより、両県以外でも使用可能です。

久里浜医療センターについて

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