認知症疾患医療センター
このページは、認知症疾患医療センターのご紹介ページです。受診案内を含め、認知症疾患医療センターに関する詳細情報をご覧いただけます。
受診案内
当センターの診療の中心は外来診療です。認知症の鑑別、診断、治療はすべて基本的に外来ベースで行います。
新患時は、効率的かつ過不足のない情報の聴取と診察が求められます。
患者さんの新患受付からの流れは以下の通りです。
1. 問診表の記入 | 問診票 (ご家族ないしご本人が記入) |
2. 患者さん情報の聴取 | 担当PSW・心理士が聴取 |
3. スクリーニングテスト | 担当心理士が評価 |
4. 診察 | 新患担当医が診察 |
5. 診察後当日検査 | レントゲン。採血・心電図など |
6. 検査予約 | 新患担当医によるMRI、SPECTなどの予約 |
当センターでの外来診療の流れ
認知症疾患医療センターで行う検査
1.血液・生化学検査
当センターのもの忘れ外来(認知症疾患医療センター)新患時における血液検査項目です。
2. 神経心理学的検査
認知症の程度評価や診断に神経心理学的検査を行っています。
- MMSEと長谷川式簡易知能評価スケール (HSD-R)
- ウェクスラー記憶検査 (WMS-R)
- ADAS (Alzheimer's Disease Assessment Scale)
- その他の神経心理学検査
前頭葉機能検査としてウィスコンシンカードソーティングテスト、やる気スコア、WAIS-Ⅲなどの知能検査などを適宜行います。
3. 画像検査
当センターではCT、MRI、SPECTの3つの画像装置があります。
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【CT】東芝製
4列マルチスライドCT -
【MRI撮影装置】
GE社製 DiscoveryMR750W -
【核医学】脳血流検査
東芝製 E-CAM SPECT
4. その他の検査
他に、当院では髄液検査によりタウ蛋白を測定し、アルツハイマー病の前段階である軽度認知機能障害の早期診断の助けとしております。
以下に当院で可能な検査とそれぞれの客観的診断検査の位置づけを示します。