インターネット依存治療部門 (TIAR)

3.人材育成

久里浜医療センターのインターネット依存治療研究部門(TIAR)は、わが国のゲーム・ネット依存の予防教育、治療、相談対応に当たる人材の育成を行ってきている。以下の表にその実績を示す。研修期間は基本的に各コース2日となっている。講師は当初はTIARのスタッフが担当したが、次第に外部講師を招聘してきている。現場でのニーズが高いことを反映して、年とともに受講希望者数が増えてきている。それを反映して、平成30年度までは、教育関係者用研修と医療関係者用研修をそれぞれ年1回実施していたが、令和元年度から後者を年2回実施するようになった。また、合わせて、相談対応に当たる者に対する研修を新たに開始した。令和2年度はCOVID-19により、教育関係者用研修は中止とした。医療関係者および相談対応者の研修はオンラインで実施した。特に前者の参加希望者が300名を超えたので、急遽2回実施することとなった。なお、本研修は久里浜医療センター主催の研修であったが、相談対応者用研修は令和元年度から、医療関係者用研修は令和2年度から、依存症対策全国センターの研修となった。
その他、研修とは別に、当センターの治療を見学に来た国内の専門家も非常に多い。

年度 研修内容 受講者など
平成26年度~平成30年度 教育関係者用研修 年1回
医療関係者用研修 年1回
定員各50名
令和元年度 教育関係者用研修 年1回
医療関係者用研修 年2回
相談対応者用研修 年1回
定員各50名
令和2年度 医療関係者用研修 年2回
相談対応者用研修 年1回
定員80名、60名
定員60名
令和3年度 教育関係者用研修 年1回
医療関係者用研修 年2回
相談対応者用研修 年1回
 

 

病院のご案内

▲このページの先頭へ