IBS・便秘外来
初診枠を増枠しました。
現在初診予約は小児・成人で2週間以内、腹部膨満外来で1ケ月以内に取れるようになりました。当院は肺炎など急性期疾患を扱う医療機関ではありませんが、受診をご希望される患者様には感染防御を万全にして、来院途中もお気をつけていらしてください。発熱や感冒症状など体調が不安であれば、お気軽にお電話で初診日の変更をお申し付けください。
受診案内
初診受付は完全予約制となっています。
電話でのお問い合わせ・ご予約は、13:30~15:00にお願いいたします。
【 受診までの目安 】
2ケ月以内の受診予約を受け付けております。(遠隔地の方は2か月以降の予約も取ることができます)
受診までの 待ち時間 |
予約方法(電話受付時間) 【 初診予約専用 】 046-848-1550 |
|
---|---|---|
小児と35歳までの成人 | 1ケ月以内 | 平日 13:30~15:00 |
36歳以上の成人 | 1ケ月以内 | 平日 13:30~15:00 |
- 初診 (要予約):
【36歳以上の成人】水曜午前中
【小児と35歳までの成人】木曜午前中
【腹部膨満外来 (全年齢)】月曜午後 - 再診:月曜・金曜
- 院内窓口では受付けておりませんのでお電話でお願いします。
- 予約枠が定員になり次第終了となりますのでご了承ください。
- 40歳以上の方で病歴が半年未満の方は「癌や炎症など」の重篤な疾患が症状を起こしている可能性があります。まずは近隣の医療機関を受診して「癌や炎症など」の器質的疾患がないことをご確認ください。(検査で重篤な疾患が否定されていると受診日から治療に取り掛かれます)
受診の流れ
1. 電話で初診予約
「他の病気」が便秘やIBSの症状を起こしていることがあります。
「他の病気」をそのままに便秘やIBSの診療をすると進行する危険性があります。
初診の予約を取る前に、以下のご確認をお願いいたします。
① 「発熱」・「血便」・「不本意な体重減少」のいずれかがある
⇒炎症や腫瘍が原因の可能性が非常に高いです。大至急、お近くの医療機関を受診して大腸を含めた炎症や腫瘍について検査をしてください。
② 発症して6カ月未満である
⇒便秘やIBSは「体質」に「生活習慣」が合わさって発症します。通常は若年発症で、壮年期以降で急に発症したものは腸の炎症や腫瘍によるものがほとんどです。
(そのため、診断基準を満たして6カ月以上たつものが便秘やIBSとされます)
まずはお近くの医療機関で原因となる病気がないことを調べてください。
③ 癌を経験している
④ 血縁の方に大腸癌の方がいる
⇒③④に該当する方は腸の炎症や腫瘍が隠れている可能性が一般の方より高いです。
1年以内に検便検査を含めた大腸癌検診を受けていない場合はお近くの医療機関で大腸検査をお願いいたします。(すでに検査が予定されていれば同時進行で診療できます)
①-④の問題がない、もしくは診療中・検査中の状態でお電話お願いいたします。
【初診予約専用ダイヤル】046-848-1550
【診療受付時間】平日 8:30 ~ 15:00
【電話での問い合わせ時間】平日 13:30 ~ 15:00
- 初診予約は、【36歳以上の成人】水曜午前中、【小児と35歳までの成人】木曜午前中、【腹部膨満外来(全年齢)】月曜午後でお取りしています。
- お電話のお問い合わせについては、13時頃は電話が大変つながりにくくなっております。お手数をおかけしますが、つながりにくい時は30分程度時間を空けておかけ直しいただけますと幸いです。
区分 | 初診(受付) | 再診 (受付) |
---|---|---|
IBS・便秘外来 | 予約制 (内科外来) 【予約】046-848-1550 (代表) ※IBS・便秘の初診外来日 (要予約) 【36歳以上の成人】水曜午前中 【小児と35歳までの成人】木曜午前中 【腹部膨満外来(全年齢)】月曜午後 |
予約制 【予約専用電話】046-839-2260 【受付時間】14:00~17:00 ※IBS・便秘の再診外来日 月曜・金曜 |
- 都合により休診の場合がありますので、事前に電話等でご確認ください。
- 40歳以上で半年以内に発症された方は近隣医療機関で大腸内視鏡を含めた検査を行ってから受診することをお勧めします(受診日より治療に取り掛かれるため)
- 病態によっては予約を取るだけで一時的に改善するケースがあります。あくまで一時的ですので、是非予約通りにいらしてください。その病態と今後の注意事項につき説明いたします。
2. 受診
初診当日のお願い
「便秘の状態を見るために受診前日は刺激性下剤(コーラック・ピコスルファート・センナ製剤・大黄製剤)を飲まない状態でいらしてください。食事やその他の内服薬はいつも通りでお願いいたします。」
初診での外来診察・検査は、
- 詳細な問診票による病歴の把握
- 腹部X線撮影による便・ガス・腸管形態の評価
放射線科での放射線照射量について - ストレスモニターによるストレスの評価
などを総合してIBS・便秘のメカニズムを把握し治療を開始いたします。
長い間、腹痛や排便障害に悩まされた方は実際にご自身の目で排便障害の原因を見て理解していただくことも非常に強力なバイオフィードバックツールとなります。
治療経過から判断して必要な方には大腸内視鏡を予約して、癌や炎症性疾患の除外と共に
- 大腸内視鏡による腸管運動異常 (ストレスによる) の観察と腸管形態評価
- 大腸内視鏡直後にCTコロノグラフィーを撮影して腸管形態客観的評価
を行います。
IBSや便秘などの機能性疾患は自覚症状と実際の状態が著しく異なることも少なくありません。
症状が変化したときは腹部X線を含む実際の診察が必要で、電話を含む遠隔診療は行っておりません。
(緊急事態下で予約日に来院できない場合の電話処方を除く)
受診中の患者さんは平日の月曜日・金曜日の11時までに来院されれば予約外でも診察をいたします。
(事前に病院に電話して休診でないことを確認して受診してください)
- 診察を受けられる方へ
-
- 大腸内視鏡所見 (検査自体が難しかったか・痛かったか)
- 注腸造影画像 (CTコロノグラフィー画像)
- 腹部レントゲン画像
- 内服薬の情報と効果
可能な方は上記の情報をご持参頂けると幸いです。
- 20歳までの方、学業・仕事に支障が出ている方は早く診察できるようスケジュールを調整しますのでお伝えください。
- 65歳以上の方は身体合併症が便秘へ影響している可能性があります。可能でしたら紹介状をご準備ください。
- 初診で受診される方は電話でのご予約をお願いいたします。
初診患者さんの診察には病態を把握するための時間を必要とするため、現在、小児と35歳までの成人の初診外来は約1ヶ月待ち、36歳以上の成人の初診外来は約2ヶ月待ちとなっております。
4月、10月の学会シーズンは休診が多く、ご迷惑をおかけします。 - 大腸内視鏡検査を予約されて受診される方へ
-
良好な状態で検査を行うため、前日は薬局や通信販売サイトで販売されている大腸内視鏡検査食を摂っていただきます。
就寝前に通常内服されている下剤もしくは市販の下剤を通常量服用してください。
お茶・透明な水分は受診時まで自由に飲んでいただいて結構です。
当日朝の降圧剤は内服をお願いいたします。
- 検査日をお電話で予約して頂く必要があります。抗血小板薬や抗凝固薬など血液をサラサラにする薬を内服している場合は予約時にその旨をお伝えください。
- 70歳以上の方は体への負担を考慮し、一度診察をした上で検査を予定いたします。